ノルウェーへワーホリ!必要書類と申請方法【これ読めばOK】

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”ワーキングホリデー”(通称ワーホリ)は、海外でおよそ1年〜2年滞在し、仕事もできるビザのことです。

18歳以上30歳以下ならどなたでも申請できるので、海外に住んでみたい人にとってはかなり魅力的なビザですよね。




わたしは2023年10月にワーホリ申請を行い、無事12月末に許可がおりました。

そして許可が降りた約半年後に、実際にノルウェーへ出発しました。


この記事では、実際に私が行った”ノルウェーワーキングホリデー”の必要書類と申請方法をご紹介します。


「この記事を読めばワーキングホリデーへの準備方法と申請の仕方が分かる!」というくらい詳しく書きました。
これからノルウェーへワーホリを考えている人にとって参考になれば幸いです。

筆者プロフィール

しぃちゃん

オランダに4年間留学し、現在はノルウェーに滞在中。創造性を重んじています。

ノルウェー語の学習に情熱を注ぎながらブログを運営中。

このブログではノルウェーのこと、国際恋愛、勉強に役立つツール、モチベーションを高めるためのマインドセットについて発信しています。
noteには日常を書き殴っています。
https://note.com/shizuka_norway

目次

ノルウェーワーホリの概要

まずは、ノルウェーワーホリについて詳しくご紹介いたします。

ワーキング・ホリデー協定により、日本人の方は1年を上限として就労することのできる滞在許可を申請することが可能です。この滞在許可は、主に旅行目的でノルウェーに滞在することを許可するものです。よって、通常は申請者が同じ雇用主の元で6ヶ月以上働くことはできません。

一般社団法人 日本ワーキング・ホリデー協会


つまり、ワーキングホリデーとは、日本人であれば1年間ノルウェーに住めるし、働くこともできる休暇期間のことです。




しかし1年間ずっと同じところで働けるというわけではなく、6ヶ月経つとその職場は辞めないといけないのですね。

就労については「必ず働かなければならない」ということではありません。




働くなら6ヶ月未満ということであって、働かず現地でのんびり過ごすこともできます。
(ノルウェーは物価が高いので相当な貯金がある場合に限りますが・・・笑)





ちなみに、語学学校へは3ヶ月間しか通うことが許されていません。


あくまでも旅行目的のビザなので、そこが語学留学とは違う点です。


しかしノルウェーで過ごしているとノルウェー語を使う場面は必ずあります。



ブラウン

「憧れの北欧に住んでみたいし、ノルウェー語も学びたい!」
といった方には最高のビザですね。

申請できるには条件がある


ノルウェーのワーホリビザを申請可能なのは以下に当てはまる方たちです。

  • 申請料金の支払いができること
  • 日本国籍者であること ※国籍を有さない永住権保持者は対象外
  • 日本在住であること
  • 申請時に18歳以上30歳以下であること
  • ノルウェー渡航後3か月分以上の生活費を有していること(1か月あたり12573クローナ、3か月で37611クローナ以上)
  • 健康であり、医療費をカバーできる保険に入っていること
  • ワーキングホリデー期間中は同一雇用主の下で6カ月を超えて就労をしないこと
  • ワーキングホリデー期間中は3か月を超えて就学をしないこと



年齢の条件があるのが少し残念ではありますが、もし30歳以下なのならワーホリに挑戦するのは意外とハードルが高くありませんね。



次はいよいよ、ビザ申請についてご紹介します。

申請までのステップ

準備にかかった時間

私がワーホリビザ申請に向けて本格的に動き始めたのは10月1日でした。




それまではオランダでの学生生活を終えて9月末までノルウェーで滞在していたので、
下調べはしつつも、何も準備にはとり掛かれませんでした。




そして東京にあるビザセンターで申請したのは10月23日です。

本格的に準備を始めてから約3週間ほどで申請できたということになりますね。





私の場合は先に東京行きの飛行機を予約してしまっていたので、日本に帰国後、急いで書類を集めました。

期限があったので、少しストレスはありました。(自分の腰が重いせいでもあります・・)




場合によっては書類の取得に2,3週間かかることもあるでしょう。



もし「この日までにノルウェーに到着したい!」という希望があるのなら、
万が一に備えてできるだけ早く行動を起こすことをオススメします。


ブラウン

何ごともすんなり行くとは限りません・・・。
余裕を持って計画的に行動しましょう。

ノルウェー入国までの大まかな流れ

ビザの準備から入国までの流れはだいたいこのようになっています。

①各書類を集める

②ビザセンターへ予約

③アプリケーションフォームに入力、送信

④ビザセンターにて手続き



4ステップでノルウェーでのワーキングホリデー生活が開始できます。


順番に見ていきましょう。

①ノルウェーワーホリに必要な書類を集める

必要書類はこちら。
必ずご自身でも、チェックリストを確かめてくださいね

⑴パスポート原本とコピー
⑵署名を書いた用紙(Sigin your application)と書かれています
⑶パスポートサイズの写真
⑷銀行残高証明書(英文)
⑸健康診断書
⑹住居証明書
⑺保険
⑻UDIチェックリスト

①パスポート原本とコピー

必ず、コピーだけではなく原本も持参してください

原本はビザ申請後は書類と一緒に渡すことになります。




身分証明書として持っておきたい方は、デスクの人に手続き後は返して欲しい旨を伝えておきましょう。

②署名を書いた用紙



署名フォームはアプリケーションを申請後にこちらでダウンロードできます。


左上にUDI,右上にバーコードがついているものです。


コピーして署名まで済ませておきましょう。

③パスポートサイズの写真

パスポートサイズの写真とは、
パスポートの大きさの写真ではなく、パスポートに載っている写真のサイズのことです。

結論から言うと、写真はビザセンターで撮影することをオススメします。




私は地元の写真屋さんで撮影してもらいました。
しかし、申請時には上半身の写り方が規程と違うと言われ、ビザセンターでお金を払って取り直すことになってしまったのです。

ブラウン

時間は数十秒で終わりますし何よりも確実。
ビザセンターで写真撮影をしましょう。





ここでお金をムダにしてしまった私からのアドバイスです・・・

④銀行の残高証明書

私が申請した2023年は33,687NOK(日本円約¥468,000)以上の残高を証明する必要がありました。
(この記事を執筆中の2024年1月時点も同じです!)

ノルウェーの物価は高いので、それ以上を蓄えておいた方がいいでしょう。





物価についてはこちらの記事を参考にしてください。



ノルウェーではもちろん日本語文で書かれたものは受けとってもらえません。



残高証明書はかなず英文で出してもらうようにしましょう。



小さな支店でも英文証明書は発行可能かも


私はゆうちょ銀行でお願いしました。



地元の小さな郵便局で英文で出してもらうように頼んだのですが、最初は2週間ほどがかかると言われてしまいました。



しかし、市内の大きな郵便局では即日でできるのかと尋ねたところ、
「お待ちください。こちらで試してみます。」と・・笑


結局、ものの数分で英文での残高を出すことができました。



ちなみに、当日入金した分は反映されないので、注意してください。

⑤健康診断書

健康診断書の提出も必須です。



私の行ったクリニックでは、他の国へ留学やワーホリに行く人もよく利用しているらしく、
ビザ申請に理解のある先生がいらっしゃいました。



診断書には先生のサインがあると良いです。

先生には、どのような用途で健康診断書が必要なのか、予めお話ししておきましょう

診断書は日本語?英語?

私がお世話になった先生からは、「診断書は日本語でいいですか?前にフランスへ行った子も日本語で大丈夫でした。」と聞かれました。



しかし私は英語で出すようお願いしました。


銀行の残高を英語で出すのに、健康診断は日本語でもOKって、なんか不安じゃありませんか?



私もはっきりとUDIに問い合わせたわけではありませんが、こういった重要な書類は全て英語で出した方が確実です

⑥住居証明書

住居といっても、例えば仮滞在として使うホテルなどの予約完了のページでも大丈夫みたいです。



しかし万が一に備えて、UDIには予め問い合わせてください。
(UDIへの問い合わせはこちら。)



もしノルウェーにすでに知り合いがいてその人の家に住まわせてもらう場合は、その人の作った契約書でも大丈夫です。

私はパートナーと一緒に住むので、本人の署名付き契約書をメールで送ってもらって、印刷して提出しました。





物価の高いノルウェーでは、納得のいく物件を探すのは簡単ではないでしょう。


私はオランダへ留学をした際に、Airbnbで住む家を見つけました。

Airbnbとは、民泊施設として貸し出しをしている一般のお家や場所の予約ができるウェブサイトです。



住まい探しに苦戦している方はぜひ使ってみてください。

⑦保険

ノルウェーで病気やケガをした場合に使える保険を、申請前に契約しておきましょう。

中には契約後に渡航日を変更できるものもあります。
まだワーホリビザが降りていない段階で契約できるので、安心してください。





私は元々入っていた生命保険があります。
そちらでカバーできないかUDIに問い合わせましたが、治療費をカバーできるものならいいという回答をいただきました。


『ワーホリ 保険』で検索するとワーホリに行く人に向けたプランがたくさん出てくるので、自分に合ったものを探してみてください。

⑧UDIチェックリスト

UDIチェックリストはこちらからダウンロードできます。

全ての書類が手元に来たら、自分で一つずつマークをつけてしっかり全て揃っているか確認してください。

確認できたら日付、場所、署名を書きます。



これで、準備OKです!

②ビザセンターの予約

ノルウェーワーホリには大使館ではなくビザセンターへ訪問する必要があります。

ビザセンターの予約はこちらから取ることができます。


午前しか空いていないことが多く、日によっては予約が埋まってることもあるので、注意してください。

自分の予定と照らし合わせて、早めにアポイントメントをとっておくことをオススメします。




アポ予約後は確認のメールが届くので、日付があっているか確かめましょう。

③アプリケーションフォームに入力


アプリケーションフォームとは、ビザセンターに行く前に事前に自分の情報を登録するページのことです。
こちらからページに飛ぶことができます。)



簡単な質問ばかりなので、早ければ5分くらいで入力が完了できます。

ブラウン

簡単な質問ばかりなので、早ければ5分くらいで入力が完了できます。





登録が完了すると確認メールが届くのでしっかり目を通しておきましょう。

④ビザセンターにて手続き

書類を集め、予約が完了したらいよいよ当日にビザセンターへ行くだけです。


ドアを入ったら手荷物検査があり、一通り書類を確認されます。





その時は軽く確認されるだけですが、足りないものがあれば知らせてくれます。
(その時知らされても時すでに遅しの場合がありますが・・・)





手荷物検査終了後は、室内で椅子に座って待ちます。



呼ばれた後は15分くらいの手続きで終了。指紋を取ったり書類の確認をしてくれます。



あとは郵送で送られてくる結果を待つだけです。






私の場合は、書類の不備があったのでコンビニを2往復することになり、15分以上かかってしまいました

ブラウン

ただの不注意でした。




すべては私の勘違いが引き起こしたことでした。



下記で詳しく説明します。

いざ申請!のはずが書類不備発覚・・

私の書類不備が発覚したのは以下2点でした。

⑴チェックリスト
⑵ビザ申請料のレシート




チェックリストこちらのものを持っていかなければなりませんでしたが、私はチェックリスト概要ページを印刷して持っていってしまっていました。
(緑の線が入っているもの。ここにもチェックボックスもあったので完全に勘違いしていました。)

必ず、署名欄があるものを持っていってください。






そして、レシートについて。



必要書類リストの中に、レシート(支払い証明書)が必要なことは記載されていませんでした。
(ビザ申請で必要な6300クローネを支払ったと書いているものです。)

しかしデスクで係の人に「レシートはみなさん出されていますし、提出しておいた方が確実です。
と言われました。




ちなみにレシートはアプリケーションフォームからダウンロードできます。




私は以上2つの不備のおかげで、2回ほどコンビニへ往復するハメに。



しかも!コンビニのwifiは遅すぎて使えず、コンビニの外でフリーwifiを使ってダウンロードしました。



ブラウン

みなさんはこんな風にならないように、ぜひこの体験を参考にしてください(汗)

準備と申請でかかった総額

ここで、ノルウェーワーホリビザ申請までにかかった総額をご紹介します。



私は地方に住んでおり、ビザセンターのある東京までは泊まりがけで行かなければなりませんでした。
なので東京滞在3泊分と旅費を含めた計算にしております。



※下記は全ておよその金額です。

・写真・・・・・・・・¥800
・残高証明書発行・・・¥500
・健康診断(保険適用)¥2940
・ワーホリ保険・・・・¥48,000
・VISA申請手数料・・・¥20,000
・VISA申請料・・・・・¥87,000

・東京滞在費・・・・・¥40,000
・東京旅費・・・・・・¥40,000

合計・・・・・・・・・¥247,760






いや、高いですね;

それに1番大事なノルウェー渡航費およそ30万円も乗ってきます。





しかし、考えてみてください。

ノルウェーは物価は高いですが、その分お給料も高いのです。



だいぶ時間はかかりますが、後から回収することは十分可能です。




夢のワーキングホリデーinノルウェーに向けて、頑張りましょう!!

まとめ:行動を起こせば、意外と簡単に終わる

私は申請日を先に決めていたので、少々めんどうな書類準備も期限までになんとか進められました。



確かに準備にかかる金額は大きいですが、ワーホリに必要な書類は意外とすんなり集められたように思います。





しかし取り返しのつかないような書類不備があって申請したものの却下された・・なんてことがあれば元も子もありませんね。


焦らず、必要なものをしっかりとリストで確認して、気持ちよく申請手続きを終えるようにしましょう

ビザが降りてからの手続き方法はこちらの記事も併せて参照してください。

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この記事を書いた人

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