【現地から伝える】ノルウェーの物価の高さをスーパーマーケットで例えてみた

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ノルウェーは物価が高いことで世界的に有名です。

・スーパー、お店の品の値段
・電車賃
・家賃、ガソリン代

などなど、なんでも高いです。


同じ北欧でもスウェーデンやフィンランドよりもダントツで高いんだとか。

一方で、福祉が充実しているという一面もあります。

この記事では、ノルウェーに2ヶ月滞在、ワーホリビザを獲得した筆者が、

・なぜノルウェーは物価が高いのか
・スーパーのもので見る物価の高さ

をご紹介していきます!


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目次

ノルウェーの物価が高い理由3選

税金が高い

ノルウェーは消費税が高いです。

日本が2023年時点で10%なのに対し、
ノルウェーの消費税は基本的に25%です。

ただし、タバコやアルコールを除く食品や飲み物は15%

ちなみに所得税については、
日本が1,950,000円 から 3,299,000円までの年収の人は10%。

対してノルウェーの所得税は日本円で27,21000円までなら所得税かからず、
それ以上の収入には22%+ブラケット税というものが加算されるようです。



【参考ページ:https://blogg.magnuslegal.no/en/tax-rates-norway-2023

人口が少ない


ノルウェーの人口は2021年時点で540万人ほどしかいません。
(参考までに、北海道の人口が2022年時点で約538万人です)

人口が少ない+ほとんどの製品やサービスが人手を必要とするので、人件費をかけざるを得ないのです。

その人件費のため、販売される製品は必然と高くなります。

【参考ページ:Statistics Norway

生活水準が高い

上記にも少し書いてある通り、ノルウェーでは時給が高いです。

スキルがあるかどうかにもよりますが、スキルなし、業界未経験でもおよそ198ノルウェークローネ。
現在のレートでなんと日本円約2700円が最低時給になります。

私も調べていて驚きました。。

このようにノルウェーでは、労働時間の観点で、1時間に対する価値が高いのです。

1時間の価値が安いと物価が高く感じる。
ということは、1時間の価値が高いとされるノルウェーでは、生活水準が高いと考えられています。

【参考ページ:Statictisc Norway

ノルウェーは外国人にとって”物価が高い国”?

給料も高い

上記にも記した通り、ノルウェーはそもそものお給料が高いです。

2022年のノルウェーと日本の平均月収で比べてみます。

日本・・・¥36,0000
ノルウェー・・・¥73,0000


【参考】日本のビジネスパーソンの年収は?平均年収ランキング
Monthly average earnings in Norway from 2015 to 2022
※日本は年収を12ヶ月で割ったものを表示しています。


つまり日本や、フランス・アメリカなど他の国の平均月収と比べると、
ノルウェーでのフルタイム給与はかなり高いです。

そういうことからある意味、
ノルウェーの物価は私たち外国人にとって高いということになります。


しかしノルウェーでは給料が高いのに加えて、税金も高いです。

ブラウン

ノルウェー人たちも物価の高さと税金の高さに文句を言っています。

ノルウェーだとたくさん稼げるのは間違いなさそうですが、例えば本格的に移住となると税金の高さでうんざりしそうですね。

医療・福祉が充実している

ノルウェーでは税金は高いですが、その分はしっかり教育や福祉に使われています。

犯罪率や失業率も低く、医療・福祉が充実しているのです。


それらの恩恵を考えると、物価や税金が高いのも頷けますね。

しかしその恩恵が受けられるのは、もちろんノルウェー国民や現地に住む人。



外国から旅行や短期滞在で来た人にはもちろん、やたら高く感じます。

私は今度ワーホリでノルウェーに滞在しますが、「ワーホリ保険」というものを契約して少し費用は安く抑えられました。

ノルウェーでも安いとされてるチェーンスーパー”KIWI”で調べてみた

ここで、スーパーのもので物価の高さを見てみましょう。

“mini price”が謳い文句のノルウェーのチェーンスーパー”KIWI”で実際に調査してみました。

なお、レートは2023年9月15日時点のもので計算しています。
(1ノルウェークローネ13.76円)

キャベツ

26.90クローネ
(約370円)



まず一つ目、キャベツ。
日本だと大体160円前後です。
倍以上しますね・・

玉ねぎ

2個入り
19.90クローネ
(約273円)

1個
9.95クローネ
(約137円)

玉ねぎは日本だと1個100円前後かと思います。
やはりこちらも高め。

ポテチ

36.90クローネ
(約508円)

ポテチはブランドによってさまざまでしたが、大体28クローネ〜38クローネあたりで売られていました。

こちらは私のお気に入りなのですが、日本円でご、500円・・もう買うのやめようかな。。


ちなみに一袋150グラムです。

コーラ

21.90クローネ
(約301円)

日本でも売られているコカ・コーラ。
500mlで300円越えです・・

この値段だと、日本ではあと80円足すだけで1.5mlペットボトルのものが買えちゃいますね。

ビール

1本(500ml)
33.90クローネ(約466円)

日本でもお馴染みのオランダ発ハイネケン。
500mlで466円でした。

ちなみに、こちらの

ノルウェー北部で酒造されているらしい”NORDLANDS"というブランドのビールですが、
250mlで26.40クローネ、
日本円で363円です。

【まとめ】ノルウェー滞在予定の方は要覚悟

以上、ノルウェーの物価の高さとその理由をご紹介しました。

現地に住む人たちにとってはそこまで負担ではないみたいですが、
外国人にとってはめちゃくちゃ高いことが分かりました・・

これからノルウェーに訪れる方はぜひ参考にして、
ノルウェーで散財しないようにご注意してください。


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この記事を書いた人

オランダに4年間留学し、現在はノルウェーに滞在中。創造性を重んじています。ノルウェー語の学習に情熱を注ぎながらブログを運営中。このブログではノルウェーのこと、国際恋愛、勉強に役立つツール、モチベーションを高めるためのマインドセットについて発信しています。
noteには日常を書き殴っています。
https://note.com/shizuka_norway

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