最近、様々な英語系インフルエンサーが登場してきていますね。
そこでいろんな外国語勉強法が紹介されていますが、例えば文法一つにしても、やり方は人によって様々。
中には、英文法は勉強しなくていいといった方もいますね。
しかし、英語やその他の言語を学ぶにしても、文法は一通り学んでおくべきです。
なぜなら、文法がめちゃくちゃだと相手に正しく伝わらなかったり、もしかするとネイティブから下に見られる場合もあるからです。
この記事では、英語を使って海外の4年制音楽院を卒業した私が文法をしっかり勉強した方がいい理由をさらに掘り下げ、初心者の英語学習者向けにこれだけやればOK!な文法の本とツールをご紹介します。
私自身も英語が苦手でしたが、それでも無事、海外音楽院を卒業できました。
皆さんの参考になれば嬉しいです。
文法を勉強した方がいい理由
文法を勉強した方がいい理由は主に2つあります。
それぞれ見ていきましょう。
①相手と円滑なコミュニケーションをするため

一つ目はコミュニケーションをできるだけ円滑・スムーズに行うためです。
「いやいや、会話重視なのだからわからなくてもとにかく英語を口に出すことが大事!」
と思ってる方もいらっしゃるでしょう。
確かに、文法ばかり気にして喋る回数が減ると会話自体の練習ができなくなってしまいますね。
しかし、だからこそ文法はしっかり勉強するべきなのです。
頭で理解してそれを口から出す練習をすれば、「文法だけの頭でっかち」にならずに済みます。
それに、重要なのは円滑なコミュニケーションを取るため。
あまり上手に英語が話せなくても、相手に言いたいことを察してもらえるかもしれません。
しかし、それが重なるとうんざりされたり、
「〇〇とは表面的な話しかできない」と思われることもあるかもしれません。
英語が使えると世界が広がりますし、友達も増えます。
文法は、その増えた世界、友達とさらに深い関係へつながるための手段とも言えるのです。
②読書・文章に有効
英語上達には読書も効果的です。
英語でしか書かれていない面白い本もたくさんあります。
知識なら日本語で書かれた本でもいいじゃんと思われるかもしれませんが、
英語で本が読めるようになると、単純に本を選ぶ選択が広がりますし、日本語訳にされていない素晴らしい本も読めたりできるのです。
さらに、最近は言語交換アプリもあって、英語や外国語で日記を書いたりコメントしたりすることも流行っていますよね。

HelloTalkハロートーク – 英語韓国語勉強&言語交換
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文法はもちろんそのどちらにも大・大・大重要ですし、文法を自分のものにすればするほど読めること、書けることが多くなってきて楽しいです。
英文法を使いこなすことにより、自分の知識をさらに広げたり自分の考えを世界に発信したりできるようになるので、これこそ「世界が広がる」といった感じです。

英語上達には読書も効果的です。
留学経験者オススメの英文法書
文法を自分のモノにすると知識と交友関係が深まるという話をしました。
ここからは、私が実際に使って良かった文法学習ツールをご紹介いたします。
いろんな教材をこれまで使ってきましたが、厳選して「これが1番効果あった」というものを載せています。
マーフィーのケンブリッジ英文法
こちらは英語版(Grammar in Use)もあり、有名な本です。
↑こちらは日本語で解説されているモノなので、英語初心者の方でもわかりやすいです。
絵を使って解説されてるのでわかりやすいし、音声付きなのでリスニングも鍛えられます。
↓こちらは英語で解説が書かれています。
最終的に私は英語版を使っていました.
しかし留学に向けて英語を勉強し始めた頃は英語版ではキツかったので、日本語版を購入し使っていました。
どちらも内容は全く同じです。
1ユニットずつ見開きで書かれていて、右ページには問題があります。
学んだことをすぐに復習できるので使い勝手も最強です。
私は青色(B1-B2)から始めましたが、もっと初心から始めたいという方はこちらのベーシックをオススメします。
ベルタスアカデミーの動画英文法
こちらは私が英語を勉強し直し始めて1番最初に使い始めた教材です。
※iPhone, iPadのみとなっております。
まずこれのいいところは買い切り・動画付きということです。
ベリタス・アカデミーの坂木 俊信さんが作られてご自身が動画内でも英文法の解説をしているのですが、
坂木先生の解説が面白い+ムダがないのでどんどん頭に入ってきます。
ただ、大学受験用みたいなところがあり、実際に英語を使う分にはあまり必要ないこともあったりするので(知識としてはいいのですが)私は文型を理解した後は先に紹介した『マーフィーのケンブリッジ英文法』に移行しました。
英語ができれば世界が広がる


確かに、「赤ちゃんの道」と称してひたすら英語を聞いたり読んだりして使っていくと、自然に文法は身につきます。
しかしそれだと時間もかかるし、大人になってからだと一通り体系的に学んだほうが効率が良かったりするものです。
一通り学んだ後はアウトプットに100%切り替えるのもありでしょう。
その前に、まずは4技能すべてのベースになる文法をしっかりと勉強して身につけておくと、後から続く勉強も楽になりますし、何より英語で身に付く知識と交流がぐんと広がります。



文法は語学上達へのカギですね。