私が教えている日本語の生徒さんの中では、もうすでに日本語がペラペラな生徒さんが5名ほどいます。
その人たちに「どんな勉強をしてそこまでペラペラになったの?」と聞いたところ、5名とも同じ答えが返ってきました。
今回の記事では、日本語がペラペラな外国人の勉強法をご紹介します。
英語、日本語、その他の言語でも、勉強法のベースは同じです。
ぜひ彼らの勉強法を参考にして、効率的&効果が期待できる勉強でペラペラになりましょう!
語学が得意な人の共通点3選
結論から言うと、語学が得意、ペラペラな人の共通点は以下の3つです。
・自分が語学が得意だとは認識していない
・机の上での勉強はさっさと終わらせてスピーキングにフォーカス
・仕事、日常生活で使っている
私が教師として出会った日本語学習者のレベルは、初心者から難しいトピックまで話せる上級者まで、さまざまです。
上級者は、発音・イントネーションこそ癖があるものの、私の言ったことをしっかり理解できますし返答もできる「日本語ペラペラ」と言えるレベル。
それぞれ詳しくご紹介します。
語学が得意だとは認識していない
彼らは、自分が語学が得意だとは思っていないみたいです。
・日本語を話せるようになりたいからひたすら日本語コンテンツに触れる
・日常で使わざるを得ないからひたすら話す
これを繰り返していった結果話せるようになったので、「自分は得意だから、特別才能があるからペラペラになれた」とは思っていません。
「どうしてそんなにペラペラなんですか?」と聞いても
「いいえ、まだペラペラじゃないです」と謙虚な答えが返ってくる人もいます。(笑)
返答がもはや日本人ぽいぞ。
机の上での勉強はさっさと終わらせてスピーキングにフォーカス
文法など机の上で行う勉強は2,3ヶ月で終わらせてあとは「話す」にフォーカスしていることも共通点です。
「机の上だけでの勉強はつまらないし使えるようにならない」
とても合理的な理由を話していました。
私もその意見には賛成です。
確かに文法は大事ですし避けて通れない勉強ですが、文法だけを一生懸命勉強しても、一生話せるようにはなりません。
基礎となる文法は最初に集中して学んでおいて、あとはアウトプットに集中するのがペラペラへの近道でしょう。
とりあえず中学英語からの英文法を復習したい方は『中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく』をオススメします。
わかりにくい文法を絵を用いて解説しているので、頭にスッと入り込んできます。
ある程度英語がわかる人は『English Grammer in USE』が断然おすすめ。
英語での解説になりますが、解説には絵も用いられていますし、問題が充実しているのでインプット・アウトプットがテンポよくできます。
文法の勉強についてさらに知りたい方はこちらの記事もご覧ください。
仕事・日常生活で使っている
ペラペラになっている日本語学習者の多くは日本に住んでいます。
一人だけオランダに住んでいながらネイティブのように日本語を話す友人を知っていますが、彼を含めみんな仕事や日常で日本語を使っているそうです。
それは、ペラペラだから使っているのではなく、ペラペラでなかった頃から日本語を使わないといけなかった場面があったからだそう。
たとえば
・日本にある外資系に就職したら上司が英語を話せない人で日本語で会話をしなければならなかった
・日本語でコミュニティに参加する機会が多かった
・オランダにいながら1日中イヤホンで日本語を聞き、日本食レストランでバイトをした
など。
日本語が話せなければ上手く生きていけない環境に身を置いていたということですね。
私自身も、英語力が飛躍的に伸びたと感じたのはオランダに行ってからでした。
英語を使って銀行口座の開設やいろんな契約を済ませ、まさに「英語が話せなければ生きていけない環境」にいたからでしょう。
もちろん、日本にいても外国語漬けになることは可能です。
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日本人が英語を話せない理由
日本人が英語を上手く話せない理由は
話す練習をしていないから
です。
学校の授業を思い出してみよう
普通の英語の授業では、文法や単語を中心に、読み書きを勉強することが多いです。
しかし、「話す」「聞く」はあまり鍛えられなかったのではないでしょうか?
それに追い打ちをかけるように、「間違えると恥ずかしい」いったマインドが知らない言語を話す行為を邪魔します。
なので
間違えてもいいからとにかく口から出す
こういったマインドが大切です。
ペラペラになれる環境を作ろう
語学を上達させるには、とにかく話すことが大切だとお伝えしました。
私が英語を勉強し始めた頃も間違いが怖くてあまり話せませんでしたが、そんな私でも英語力ゼロの状態から海外音大を卒業できるレベルまで引き上げることができました。
こちらの記事に私が英語を上達させた方法もあるので、ぜひ読んでみてください。
勉強というよりも「練習」を増やすようにしよう!
「アウトプットのサイクル」を回していく
日本語がペラペラな私の生徒さんたちは、文法は最初に終わらせて、あとは話すことにフォーカスしています。
とにかくアウトプットが重要です
よく分からないままテキトーに話しても意味がないので、文法はしっかり身につけておきましょう。
問題が各セクションについているので、文法のアウトプットにはやっぱりEnglish Grammer in USEが便利です。
例で出てきたフレーズを何度も言ってみるといった練習もできるのでオススメ。
「話す」を鍛えるにしても、テキトーな文章をひたすら練習しても鍛えられません。
文法の教科書にある例題を読むか、プロの先生に教えてもらいながら全力でアウトプットをすることが大事。
つまり
話す→間違いに気づく→修正→話す
このサイクルがペラペラへの近道になるのです。
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「アウトプットのサイクル」を全力で回して、最短でペラペラに近づきましょう!
できる人と同じ方法で学習することがペラペラへの近道
「学ぶ」という言葉は「まねぶ(真似ぶ)」から来ていると聞いたことがあります。
最短でペラペラになるには、先人たちの勉強法を真似ることが一番。
私が幼稚園にいた頃、給食を食べる速度がめちゃくちゃ遅かったのですが、
隣の席のエリちゃんと同じものを同じ速さで食べたところ、同じタイミングで給食を食べ終えることができました。笑
自分なりの方法がわからないうちは、できる先人たちの方法を真似るところから始めていきましょう。
この記事を参考にして、皆さんが語学ペラペラに少しでも近づけられると嬉しいです!