最近はオランダにある”アザラシ幼稚園”が話題になっていて、オランダのことに興味がある人も増えてきたのではないでしょうか。
私は2019年から4年間、オランダへ音楽留学をしていました。
そのためオランダの暮らしには慣れていますし、オランダでいろんな経験もしました。。
この記事では、
- オランダは住みやすい国?
- 不便なところは?
- オランダ人の国民性は?
など、実際に住んでみた私の視点でオランダのことを紹介していきます。
オランダに興味がある人はぜひ読んでみてください。
エクスペディアなら航空券とホテルが同時に予約できます。
3-5 星ホテルが14,000円以下で泊まれちゃうセールも開催中!
>> エクスペディアの公式サイトを見る
【結論】オランダは住みやすい国!そう感じる理由3選
結論から言うと、オランダは住みやすい国です。
ヨーロッパと聞くと、観光地は綺麗で街並みも素敵なイメージがありますが、日本ほど丁寧じゃないイメージを持つ方が大半なのではないでしょうか。
しかし中でもオランダはインフラやシステムが整っており、日本から移住しても抵抗なく住める国です。
「住みやすい」と思えた主な理由を3つほどご紹介します。
交通のアクセスが行き届いている
オランダにはNSというオランダ国鉄があり、それに乗るだけでオランダ全土へ出かけることができます。
SUICAのような電子カードもあり、それにチャージをするだけでNSやGVB(アムステルダム市営交通)などにさっと乗れます。
例えばノルウェーの場合は、改札がない代わりにスマホにアプリをダウンロードして乗車中に車掌に見せなければなりません。
めんどくさい。断然、改札でカードをかざす方が便利。
乗車予定の電車に乗り遅れた場合、すでにチケットを買ってしまっていた場合は払い戻しができず無駄になってしまいます。
電子カードがあるオランダではそのような問題も起こらず、ストレスもありません。
ただ、稀に電車が突然キャンセルになったり遅れたりすることがあるので、時間に余裕を持って家を出るなどして気をつけておきましょう。
孤独を感じにくい
オランダ、特にアムステルダムやロッテルダムは国際色が豊かです。
オランダ以外の国から来た人たちもいるし、街ではいろんな言語を耳にします。
英語を話しても毛嫌いされることはなく普通に英語で対応し返してくれるので、オランダ語を話せないからといって疎外感を感じることもありません。
もちろん現地では現地の言葉を使った方が喜ばれます。
街には自分以外にもオランダ以外の地域から来た人がよく見かけられるので、
「アジア人は自分一人・・なんか孤独;;」
と思わずに済みます。
海外で住み始めるとホームシックになりがちという話はよく聞きますね。
オランダには日本人もたくさんいてコミュニティを作りやすいので、孤独になりにくいでしょう。
日本のものが手に入りやすい
オランダには中国系、韓国系のスーパーとともに、日系のスーパーも存在しています。
海外に住む身としては、日本を離れても慣れ親しんだ日本のものが手に入るのはかなりありがたいこと。。
特に、食べ物に関しては日本の食べ物がかなり恋しくなります。
Amsterdamにある代表的な日系のスーパーをご紹介します。
シーラ
Amsterdamにあるシーラは、韓国や日本のものが数多く揃えてあります。
オランダに住んでいた頃、たまに訪れてみるとまるでディズニーランドに訪れた時のような感覚になっていました。笑
テンション爆あがり。
ATARIYA
アタリヤはこじんまりとしたお店ですが、ほぼ全てが日本のもの。
ファブリーズとかも置いてあってかなり感激します。
正直、値段は張りますが日本に帰った気分にすらなるATARIYAはもはや癒し。
稀におにぎりを販売していたり、セールをしていたりするので、近くへ来た際はぜひ立ち寄ってみましょう。
オランダに住んで気付いた不便なところ
ここまで、オランダが住みやすく感じる理由をご紹介してきました。
あまり不便なところは思いつかなかったのですが、日本、そして現在私が住んでいるノルウェーと比べて「特に不便だったな」と感じたところをご紹介します。
トイレが有料
まず、ヨーロッパは日本と比べて公共トイレの数が少ないです。
オランダは、マクドナルドやスタバなどカフェ、レストランのトイレも含めてほとんどの公共トイレが有料です。
有料と言っても50-70セントくらい。ちなみにカード支払い可能なところが多いです。
掃除員へのチップだから有料なのはいいとしても、実際トイレは掃除がちゃんとされているのかというと別にそうでもありません。笑
ちなみに、無料のトイレもたまにあります。
例えばデパートや図書館のトイレ。
私はアムステルダムにある無料のトイレはある程度把握していたので、街を歩いているときにトイレに行きたくなっても別に問題はありませんでした。
特に女性にとってトイレの場所を把握しておくのは大事ですよね。
フリーWi-Fiスポットが少ない
オランダ、少なくともアムステルダムはフリーWi-Fiがあまり無いです。
空港や図書館にはありますが、街中やカフェ、電車の中はWi-Fiがつながりませんでした。
日本からオランダへ行くなら、出発前に海外旅行向けのポケットWi-FiまたはSIMカードを用意しておくことを強くオススメします。
VAYAGEESIMは海外で利用OKなeSIMを購入できます。
eSIMは物理カードを必要とせず、契約するとすぐに使えるので郵送・返送の手間も不要。
ヨーロッパは42カ国で利用可能で、もちろんオランダでも使えます。
私は先日、スマホでネットが使えない状態でノルウェーからオランダへ行きましたが、ノルウェーに比べてWi-Fiが使える場所が極端に少なかったためちょっと困りました。
オランダに住んでいたからこそフリーWi-Fiスポットは把握していましたが、そうでなければ詰んでたと思います。
ネットさえ繋がれば、翻訳や地図が使えて海外旅行がめちゃくちゃ楽になります。
旅行に行く際は、スマホがしっかり利用できる状態にしておきましょう。
”オープンな性格”のオランダ人に助けられた経験
オランダ人は
- 超がつくほど正直
- オープン
このような国民性を持ち合わせています。
内向的な私にとって、これにはかなり助けられました。
だって、こちらから行かなくてもあっちから話しかけてくれるんですもの。
もちろん、オランダ人といっても性格は人によって様々です。
全体的な印象としては、何も気にせず気軽に話しかけてくれる感じ。
ある日トラムに乗ってた時、トラムと並行して隣を走ってきた車がいましたが、ずっと並行に走りすぎていて思わず運転手と目を合わせて笑い合った時もありました。
ガラス越しだけどなんか通じたものがありました。
これからオランダに行こうとしている方は、人間関係ではあまり恐れることはないと思います。
ぜひオランダ人のオープンな国民性に身を任せて、オランダ生活をエンジョイして下さい!
まとめ:小さな国、オランダは住みやすい国
オランダは、隣のドイツやフランスに圧倒されて日本ではマイナーな国かもしれません。
しかし、サッカーや風車は日本でも知られていますし、最近ではフローニンゲンにあるアザラシ幼稚園の人気も高まり、ますます注目されつつある国です。
オランダに4年間住んだことは、私にとってかけがえのない思い出となりました。
ぜひ皆さんも、オランダへ行く際は全力で楽しんでほしいです!