海外へひとり旅! 憧れませんか?
「ひとり旅におすすめの国はどこ?」
「行ってみたいけど一人だと勇気がない」
そんな想いの人もいると思います。
今回の記事では、私が初めてひとりで海外に行った経験をご紹介。

行った先はオランダです。
オランダはチューリップ畑や風車などが綺麗で、日本人がビザを取りやすい国として近年注目を集めている国です。
「オランダへ留学してみたいけど、実際どんなところなんだろう」と思い、1週間ほど滞在してみました。
今回の記事はで、この旅で私が実際に行った場所や、ハプニング、気をつけることをご紹介しています。
海外ひとり旅に興味がある方へ参考になれば幸いです。
オランダは”ひとり旅”にぴったりの国
結論から言うと、オランダは”ひとり旅”にぴったりの国です。


知らない土地でたくさんの人に助けてもらいましたが、その度に優しく助けてもらいました。
さらに、オランダは都会でありながら近くで自然が感じられて、とても素敵なところです。
私がひとりで初めて海外に行ったのは、2017年の12月。
・大雪、真夜中に滞在先の鍵が開かず中に入れない
・真逆方向の電車に乗ってしまい更に駅で迷子
など、大変なこともたくさんありましたが、とてもいい思い出となっています。
外から来た私にすごく優しくしてくれた人に旅先で出会えたおかげで、オランダひとり旅は大成功したと言っても過言はありません。
人が優しい
交通も便利
観光地も豊富
これらの魅力があるオランダは、ひとり旅にぴったりな国と言えるでしょう。
初めてのオランダひとり旅で回ったところ
このオランダひとり旅は、
・楽器を習いたい先生にレッスンしてもらう
・留学先候補のオランダの様子を見る
・「海外で暮らす」を疑似体験する
これらの主な目的のため決行しました。
なので、私がオランダで回ったところはかなり限られていますが、こんな感じです。
ゴッホ美術館
オランダは芸術が盛んな国であり、日本でもよく知られているフィンセント・ファン・ゴッホの出身国でもあります。


アムステルダムにはゴッホ美術館があり、私もそこへ足を運びました。
日本語のオーディオガイドもあるので、案内を聴きながら一つ一つの作品をじっくり鑑賞できます。


私が行ったときは、前日にネットでチケットを購入し、当日はすんなりと中に入れました。
オランダへ行くなら絶対に訪れておきたい美術館の一つです。
所在地:Museumplein 6, 1071 DJ Amsterdam, オランダ
ファンゴッホ美術館ホームページ
コンセルトヘボウ
ヨーロッパ最大級のコンサートホール、コンセルトヘボウにも訪れました。


中にはカフェもあるので、音楽に馴染みがない人でもぜひ立ち寄って、1888年からアムステルダムに鎮座している建物の荘厳さを感じてみてください。
大ホールと小ホールがあり、お昼はランチコンサートが無料で行われています。
オランダが誇るロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の本拠地でもあり、世界各国から有名なアーティストが演奏会を行うホールです。



スケジュールを見て実際にコンサートに足を運ぶのもかなりオススメ。
ひとり旅の時は飛行機の遅延のせいで、レッスンを受ける予定だった先生が参加している「ジャズオーケストラオブザコンセルトヘボウ」のコンサートを欠席してしまいました。
しかし機転をきかしてくれた先生のおかげで、同じオーケストラの演奏をロッテルダムで観ることができました。
そのころは電話での英語もよく分からずでしたが、それでも私に優しくしてくれた先生に感謝です。
留学後はコンセルトヘボウへコンサートを観に行ったり、実際に演奏もしたりしました。
とても思い出深い場所です。
所在地:Concertgebouwplein 10, 1071 LN Amsterdam, オランダ
コンセルトヘボウホームページ
アムステルダム王宮


アムステルダムの中心地に位置している王宮は、17世紀に市庁舎として建てられました。
現在の王族はデン・ハーグという違う街で暮らしているため、アムステルダム王宮は式典の時くらいしか王族は使っていないみたいです。
普段は中を見学できたり、目の前にはダム広場や戦争記念碑、デパートや教会があるのでオランダに行くなら文字通り避けて通れない観光地でしょう。
私は未だ中に入ったことはなく、後悔しています・・
予約なしでもOKみたいですが、不定休なので事前にHPで確認しておきましょう
所在地:Nieuwezijds Voorburgwal 147, 1012 RJ Amsterdam, オランダ
アムステルダム王宮のホームページ
その他のオランダおすすめスポット・ローカルカフェ
オランダには他にも
・アンネの家
・セックスミュージアム
・飾り窓地区
・キューケンホフ公園
などなど、有名な観光スポットが盛りだくさんです。
その中でも私がオススメする”ザーンセスカンス”や、地元のローカルカフェなどについてはこちらの記事でご紹介しています。
ぜひご覧ください。


海外ひとり旅!経験者が伝える【気をつけるべきこと3選】
海外は比較的治安が悪いイメージがありますが、オランダも例外ではありません。
私が留学している時には、アムステルダムのAppleストアで強盗立てこもり事件がありました。
(犯人は2丁の銃を持って人質ととも5時間も立てこもっていました)
日本もそうですが、完全に安全な場所というのは無いと思ってできる限り万全な対策でひとり旅へ出かけましょう。
バッグや財布など持ち物は全て盗まれてもいいものにする
海外に行くのでオシャレして出かけたい気持ちはよく分かります。
しかし、実際に海外へ旅行へ行く場合は万が一に備えて「盗まれてもいいもの」を持っていくようにしましょう。
例えば
・高級なもの
・自分が大切にしているもの
は持っていかないことをオススメします。
「机の上にスマホを置いていたらそばを通る人にサッと持っていかれた」
「胸ポケットに入れてるものを無理やり手を入れて探ってきた」
など、ヨーロッパに住む知人からも聞いたことがあります。
例え盗まれても後悔しないようなもの・どうなってもいいものを持っていくようにしましょう。
モバイルバッテリーは必須
スマホやポケットwifiを充電できるようなモバイルバッテリーは持っていきましょう。
旅行先では、スマホで頻繁に地図を見たり写真を撮ったりする場面が多いと思います。
しかしスマホのバッテリーがなくなると、それら全てができなくなります。
私はオランダひとり旅の際、滞在先のドアが鍵を回しても開かない時がありました。



えっ、やばいじゃん
Airbnbのホストに連絡しようにも、ポケットWi-Fiの電池がなくなり充電もできなかったため連絡できず途方に暮れていました・・・
外は大雪、夜中24時ごろだったと思いますが、外で夜を過ごすことをガチで覚悟しました。
スマホ、ポケットwifiなど、使えなくなったらヤバいと思われるものはいつでも充電できるように、モバイルバッテリーは持参することをオススメします。
飛行機に乗る手順を予習しておく
特に初めてひとりで海外旅行に行く人にオススメするのが、「飛行機に乗る手順を予習しておく」です。
しかし乗り換えがある場合は途中でもう一度パスポートを提出したり、手荷物検査をしなければならない場合があります。(乗り換えルートやフライトプランによります。
どのような流れで飛行機に乗り、乗り換えをしてくのかは自分の予約したフライトを確かめてしっかり手順を調べておきましょう。
・予約したフライトの乗り継ぎ前、乗り継ぎ後の航空会社が違う場合はもう一度手荷物検査
・EUからEU圏外の国で乗り継いだ場合はパスポートコントロールが必要
・飛行機の遅延やトラブルで搭乗口が変わっていたり出発時間が変わっていたりするので随時掲示板で確認する
などなど、いろんなケースがあるので注意しておいてください。
オランダひとり旅で起こったハプニング
私がオランダへひとり旅した際に起きたハプニングをご紹介します。
これから海外旅行に行ってみたい方はぜひ参考にして、「海外旅行は何が起きてもおかしくない」ことをイメージしておいてください。
日本発のフライトが8時間ほど遅延
初めての海外ひとり旅。ちょうどその頃オランダは大雪でした。
日本を午前10時ごろに出発予定でしたが、オランダでも珍しいほどの大雪の影響で飛行機が8時間ほど遅延。
お詫びで空港内のレストラン無料券をいただきましたが、長時間空港で滞在する羽目に・・・


オランダへ直行便だったものの、天気がひどいためデンマークで1時間ほど停まり、オランダに着いたのはなんと現地時間の24時ごろでした。
その夜は先生のコンサートに行くはずでしたがやむをえずキャンセルし、ホストファミリーにも連絡して夜中に鍵を受け取ることに。
天気だけはどうすることもできませんが、予定が狂ったり最悪の場合欠航になったりする場合があるので、一応覚悟はしておきましょう。
真逆方向の電車に乗ってしまう
飛行機の遅延がありようやくオランダに着いたものの、速攻やらかしたことがあります。
それが、「電車で行きたい方向とは逆の方向に乗ってしまう」でした。
しかも、不運なことにその電車はIntercity(特急列車のように、大きな駅にしか停まらない電車)で、真逆方向に進んでるのに気づくもなかなか電車が止まらず、空港からアムステルダムとは真逆方向のロッテルダムまで行ってしまいました。


ロッテルダムに着くもののどこをどう進めばいいかわからず、焦っているところを同じく迷子になってるカップルに英語で道を聞かれます。
その対応にも焦っていたところ、カップルのひとりが別の数少ない通行人に道を聞いてくれて、一緒についていかせてもらいました。
こうして無事アムステルダムに戻り、タクシーに行きたい先のアドレスを提示してなんとかAirbnbのホストのところへ。
滞在先はまた別のところだったので鍵だけ受け取り、夜中の2時過ぎにようやく滞在先へ辿り着けました。
ドアの鍵が開かない上にバッテリーが切れて連絡取れない
本記事でも少し紹介しましたが、滞在先のドアが開かなかった上に持っていたポケットwifiの電池が切れてホストと連絡が取れない事態が起こりました。
どの方向に回しても開かない鍵。
コンサートの帰りで夜中だったこともあり、周りは人通りも少なかったです。
ポケットwifiの電池が切れて連絡もできないため、大雪の中外で野宿を覚悟しました。
しかしたまたま通りがかった人に勇気を出して助けを求めたところ、すんなりとドアは開きました。
「ありがとう!」とお礼を言って部屋に入りましたが、しばらくするとチャイムが。
こんな夜中に人が訪ねてくるわけはないので、無視しましたが、それもまた怖い思い出です。



もしあの時ドアを開けてたらかなり危険な目に遭ってたかも・・
次の日ホストにドアの件を連絡すると
「ちょっとドアを上に持ち上げるようにして開けるといいよ」とアドバイスが届きました。
早く言っておいてほしいことでした・・・
オランダひとり旅の感想
オランダひとり旅の様子をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
色々ハプニングがあったものの、入国審査は意外とすんなりパスしましたし、途中で座席が変わったりなどはありつつも全体的に日本からオランダへは(遅延を除いて)スムーズに移動できました。
気をつけなければならないことはたくさんありますが、海外ひとり旅は楽しいです。
興味がある人にとって、この記事が参考になれば幸いです。