2024年6月1日に、ようやくノルウェーに来ることができました!
オランダでの留学を終えた後の2023年8,9月の2ヶ月間はノルウェーに滞在していましたが、長期で滞在するため他のビザが必要でした。
そして12月にワーホリビザが降りて、半年経ったこの度、ようやく再びノルウェーの地を踏めることとなりました。
この記事では、
・ノルウェーに引っ越すための準備
・なぜビザが降りてから実際にノルウェーに来るまで半年かかったのか
・8ヶ月ぶりにきたノルウェーの感想
をご紹介します。
ワーホリビザ申請について気になる方は以下の記事もご覧ください。
ノルウェー移住:引っ越し準備
引っ越し準備といっても、主に行ったのは
・荷物の郵送
・お金をノルウェークローネに両替
です。
詳しく説明します。
国際郵便で必要な荷物を送る
正直、荷物の輸送に関してはナメてました・・
オランダに留学するときはそんなに大変なイメージはなかったので余裕ぶっこいてましたが、あのときは服も日本食もあまり持たずに渡欧したのです。
今回はがっつり服も食料も持っていきたかったので、3箱の段ボールに詰めて郵送しました。
国際郵送のやり方
品物を箱に詰めて郵便局にいってもいいのですが、大量の荷物を送る場合はあらかじめ自宅で必要なものを準備しておいたほうがいいでしょう。
送り状を作成するにしても、品名・原産国・単価を一つずつリストにしていく必要があるからです。
さらに、2023年9月までは品名と値段を書くだけでよかったのですが、現在はHSコードというものも書かなければいけません。
HSコードとは、ざっくり言うと品物の部分や素材から構成された番号です。
コードは日本郵政のホームページに載っているので、コピペしていくだけでOK。
これが意外と大変でしたが・・
自分で調べることも可能ですが、かなり大変ですし間違って入力しちゃうリスクがあるので注意しましょう。
ちなみに送り状の手書きは現在禁止されていて、パソコンかスマホで入力するのが必須になっています。
国際郵送マイページサービスから入力・作成できます。まずはこちらの登録が必要です。
登録後、私は以下のステップで行いました。
- 「内容品帳」に送る品物の名前・HSコード・重さ・値段を登録
- 「送り状を作成」、受け取り主・送り主の名前等を記入
- ステップ①で登録した内容品リストを登録していく
まずは内容品帳に品物を登録しておくと、後ほどスムーズに送り状を作成できるので便利です。
ちなみに重さや値段はおよそでOKです。
使い古した服などは”USED(中古品)”を書いておくといいでしょう。
値段も、購入した金額ではなく「中古屋で売れるならこの値段だろうなあ」みたいなざっくりで大丈夫です。
一旦送り状を作成・内容品リストを登録していても、パソコンだと後から修正も可能。
ちなみにスマホ入力の場合はリスト登録に時間をかけすぎるとこれまで一生懸命登録したものが消えてしまうとの情報がありましたので、注意してください。
全て完了したら送り状を印刷して荷物と一緒に郵便局へ行きましょう。
私の場合は、地域が田舎なのもあって国際郵送に慣れている係の人が駐在しているか微妙だったのであらかじめ電話で予告をしていました。
そのおかげで手続きは割とスムーズに進みました。
不安な人は事前に郵便局へ問い合わせておくことをオススメします。
荷物を持っていく場合は封を開けたままにしておくと、一緒に中身を確認できるので開封しておきましょう。
(封をしていてもカッターで開けてもらえるので問題ないです。)
国際郵便は禁制品(送ってはならないもの)が国ごとに違ったり、ネットでOKだと書かれているものが実はダメだったりといったケースがあります。
税関で返品対象にされないためにも、郵便局の人と連携しながら進めていきましょう。
・事前に郵便局へ国際郵送したい旨を伝えておく
・送り状作成はパソコンでやるのが◎
・禁制品などのチェックのため封をせずに郵便局へ持っていく
WISEにノルウェークローネを入れておく
ワーホリや留学で行く場合は現地の銀行口座が開設できるようになります。
しかし、口座開設までは居住手続きなどで時間がかかる場合が多いので、その間に現地での支払いが何らかの方法でできるように整えておくと良いでしょう。
もちろんクレジットカードで支払うことも可能ですが、余分な手数料がかかります。
海外送金サービス”WISE”は格安の手数料である上に、リアルタイムの為替レートが採用されているので送金後に余分な手数料を取られることがありません。
実際、私がオランダにいたときは日本から学費を送金するときや、オランダから日本の銀行へ送金するときはWISEを経由していましたが今までトラブルなく即送金できました。
およそ数分〜1日で着金できるのですぐに確認できて安心でした。
スマホのアプリやパソコンでいつでも残金が確認できます。
マイページ上では日本円→その他通貨への両替も可能。
空港では現金に両替することもできますが、慣れない通貨だとモタモタしてレジで時間がかかってしまったり、セルフレジが使えなかったりするので、WISEカードで払えるようにしておくとかなり便利です。
こちらから登録すると¥75,000まで送金の手数料が無料になります。
ぜひ活用してください!
現地の銀行口座開設する前やした後も便利に使えるWISEの登録は海外在住ならマスト!
予定よりも4ヶ月渡欧が遅れた理由
ワーホリビザを申請したのは10月下旬で、そこからちょうど2ヶ月経った頃に許可が降りました。
本当は年明けにでもノルウェーに来たかったのですが、やむを得ず延期させた理由があります。
それは「歯の治療」です。
元々奥歯が差し歯だったのですが、ビザの許可が降りた頃
「そういえば歯医者行っておこう〜」
と何気ない気持ちで歯医者に行ったのですが、その頃の差し歯があまり安定しておらず、しかも歯の根っこが1本折れていたということで新しく差し歯を作らなければならなくなったのです。
冬にはノルウェーに戻るつもりだったのが、歯の治療が完了するのが5月ごろと言われてかなりショックでした・・
私の予定を考慮してくれた歯医者さんには深く感謝しています。
ワーホリや留学ビザの申請には健康診断が欠かせませんが、歯医者さんに行くこともマストです。
あとは視力が落ちてきている方はコンタクトやメガネの新調をすることもオススメ。
早めに検査をしておくと、予定通りに渡欧できますのでぜひ歯医者・眼医者は行っておきましょう。
ちなみにノルウェーの場合、ワーホリビザの許可が降りると6ヶ月以内に日本から出国しなければなりません。
治療を中断して渡欧するのも危険なので、注意しましょう。
8ヶ月ぶりにノルウェーに来た感想
最後にノルウェーにいたのは9月でした。
その頃に感じたノルウェーの印象についてはこちらでご紹介しています。
今回は約8ヶ月ぶりに再びノルウェーにやってきた独自の感想をご紹介します。
基本的に街が静かなので時間がたくさんあるように感じる
日本でも田舎地域に8ヶ月間住んでいましたが、そんな田舎と比べてもノルウェー(こちらも田舎地域)は静かに感じます。
一応学生が多い街で大学もあるのですが、なんせ街は静かです。笑
きっと理由は2つ。
- 人口が少ない
- 平日夕方や週末は静かに過ごす文化がある
静かに過ごすのに慣れている私にとっては別に問題はありませんし、街の方へ行けばそれなりに活気はあるので、よほどパーティーが好きな人でない限り落ち着いて過ごせるでしょう。
ただ、私も夜の街へは繰り出したことはまだないので、ノルウェーの裏の顔(笑)が見られたらそのときはまた記事にします!
ノルウェーの郷土料理を調べたほうが良さそう
今回日本から大量に食料を持ってきましたが、いつかは消費してなくなるもの。
ノルウェーはただでさえ物価が高いですが、アジア系の食材はさらに高いので、現地で日本食を作るのは簡単ではありません。
「郷に入ったら郷に従え」という言葉の通り、潔くノルウェーの一般的な料理を学んで作れるようになったほうが良さそうだと感じました。
といってもノルウェーには日本の寿司みたいな代表的で有名なメニューはなさそうですが、サーモンをゆがいたりじゃがいもを蒸したりなど、素材の味を生かした料理はあるみたいです。
スーパーには大量のチーズが売られているので、それらを生かしたメニューが作れるようになると、今後ノルウェーでは飢え死にはしないでしょう。
ノルウェーのスーパーや物価の高さについて知りたい方はこちらの記事もご覧ください。
まとめ
引っ越しの準備にはかなり時間がかかります。
「大丈夫!」と思っていても、予想していなかったことが起こったり、その結果出国期限に間に合わなくなる可能性だってあります。
何に関してもとにかく早めに行動を起こして、周到に準備して移住に移動みましょう。
久しぶりのノルウェーは今のところ快適ですが、日本が恋しくなる時もまだまだあります。
後悔のないように日本で過ごして、ノルウェーで素敵な時間を過ごすためにもしっかり日本で準備しておきましょう。