みなさん、タコスをご存知でしょうか?
タコスとは、メキシコ出身のメニューで、レタス、チーズ、お肉などをトルティーヤで挟んだものです。
一見ノルウェーとは関係のない食べ物に見えませんか?
ノルウェーではサーモンをはじめとしたものが有名ですよね。
しかしこの間、衝撃の事実を知ってしました。
それは、「ノルウェー人は毎週金曜日にタコスを食べる」です。
ノルウェー人ファミリーから直接聞いたので、これは間違いありません。
この記事では、、ノルウェー人の意外な習慣”金曜日にタコスを食べる”ということについてご紹介していきます!
ノルウェー人はすら知らない「毎週金曜日にタコスを食べる理由」
先日、パートナーのお父さんの誕生日ありました。
誕生日ケーキの前のご飯はタコスだったのですが、そこで彼のお母さんから一言。
「ノルウェーでは毎週金曜日にタコスを食べるんだけど、日本人はどうなの?」
私は一瞬耳を疑いました。
ノルウェー人曰く、「ノルウェーの人々は毎週金曜日にタコスを食べる」そうなんです。
ノルウェーのスーパーマーケット”MENY”のウェブサイトにはこう書かれています。
Taco er en tradisjonell meksikansk rett som nordmenn har tatt til sitt hjerte og gjort litt sin egen. Fredagen er ofte ikke den samme uten fredagstaco.
【引用元】https://meny.no/oppskrifter/Taco/Klassisk-norsk-taco–fersk-og-hjemmelaget/
翻訳すると、
タコスは伝統的なメキシコ料理だが、ノルウェー人はそれを自分たちの味にアレンジしている。
金曜日にはタコスが欠かせません。
と書かれています。
ノルウェー人である彼のご両親や彼にどうして金曜日なんですか?と聞くと、
「知らないけど、金曜日って週末の入り口だしテンション上がるじゃない?」
という返事が返ってきました。
なぜタコス
タコスが流行るようになった理由
ノルウェーの有名スーパーマーケット”KIWI”のウェブサイト(該当記事はこちら)によると、
話は1965年にまで遡ります。
石油労働者としてノルウェーのStavanger(スタヴァンゲル)に来たアメリカ人の数人は、テキサス州出身だったらしいです。
当時現地で住んでいたミデルソンという青年が、移住してきたアメリカ人の妻たちに、祖国のもので最も恋しいものは何かと聞いたそう。
コーンフレークやおむつ、缶入りスープという答えの中に”タコス”という答えももちろん入っていて、
それらが新鮮だったノルウェー人はすぐに輸入を開始したそうです。
これが、ノルウェーにタコスが広まるきっかけでした。
日本でも作れる!”ノルウェータコスの”レシピ
ノルウェーでは現在、ノルウェー人が好むような材料で作られることが多いみたいです。
”MENY”のウェブサイトに書かれていたメニューはこちら。
- タコスシェルまたはトルティーヤ8枚
- ひき肉またはパテ生地400g
- タコスシーズニング25g
- ワカモレ(アボカド、玉ねぎ、レモン、塩などが加えられたサルサ)150 g
- トマト1個分
- サワークリーム200g
- 粉チーズ250g
- レタス2個
- キュウリの 角切り0.5本
- 赤玉ねぎ のみじん切り1個
- コーン缶詰1缶
- ハラペーニョ(メキシコ原産の青唐辛子)1カップ
- タコスソース1杯
ぱっと見日本でも作れそうな感じがしませんか?
ワカモレはググってもらったほうが分かりやすいと思います。
無くても美味しいと思います。
【まとめ】健康にもよくて作りやすいタコス
サーモン以外の伝統的な料理にタコスがあるとは衝撃的でした。
もしノルウェーに訪れたら、ぜひノルウェー流のタコスを金曜日に食べてみてください。
それがきっかけで現地の人と仲良くなれたら・・きっと素敵なノルウェーでのひと時になりますね。