12月から日本語教師を本格的に始めて1ヶ月が経ち、さらに初めての生徒さん獲得から1ヶ月が経ちました。
1ヶ月目にしては「まあまあかな」といった額を稼ぐことができました。
この記事では、無資格・未経験で日本語教師を始めた私の1ヶ月目の収入を大公開します。
さらに、オンライン日本語教師をすぐに始められるサイトもご紹介しています。
これから日本語教師を始めてみたいという方はぜひ参考にしてください。
日本語教師の1ヶ月目の収入を大公開
日本語教師を始めた1ヶ月目の収入は¥13,645でした。
実はオンライン日本語教師としてサイトに登録したのは3,4年前だったのですが、当時は収入ゼロ。
生徒数も初月は2人ほどで、「日本語教師に向いていないのかも」と挫折をしたことがあります。
あれから時間が経ち、もう一度本格的に再開した今回は1万円を超えることができました。
少額ではあるのですが達成感があり、とても嬉しいです。
オンライン日本語教師としてフリーランスで働くので、別に1つのサイトに絞らなければいけないわけではありません。
無資格・未経験でできる!オンライン日本語教師のなり方
資格があると日本語学校でも働けるし、オンラインでも権威性はあります。
しかし海外に住んでいるとなかなか資格は受けれませんよね。
でも資格がないからとあきらめないでください。
無資格・未経験でも私は働くことができました。
ここからは私が現在登録しているサイトをご紹介します。
オンライン日本語教師として働けるウェブサイト
私が登録しているのは以下の3サイトです。
・Preply
・カフェトーク
・superprof.no
順番にご紹介していきます。
Preply
結構Googleにも広告が出ているので、語学を勉強している人は聞いたことがあるサイトかもしれません。
私が1番初めに登録したのがこのPreplyでした。
登録時に生徒向けビデオを撮らなければいけないのですが、特に手が込んでなくても合格できました。
レッスンが入るとGoogleカレンダーに自動的に反映してくれて、便利です。
しかし、生徒がレッスンを予約すると講師の承認なしで勝手に登録されるので、注意深くスケジュールをチェックしていく必要があります。
しかも、Preplyでは、生徒さんの初回体験レッスンレッスンはタダ働きしなければなりません。
これがしんどくて、挫折した理由の一つでもあります。
タダ働きほどやる気がなくなることはありませんよね・・・。
しかし2回目以降生徒はパッケージで購入しなければならないシステムです。
つまり、初回体験レッスンで気に入ってもらえた場合は、2回目以降のレッスン数回分が確約されます。
カフェトーク
カフェトークは日本語だけでなく、カウンセリングやピアノ、習字など
いろんな科目を教えることができます。
現在は日本語教師は資格有りの人しか募集していないそうです。
しかし、
もし他に得意なことがある場合はそちらを教える程でカフェトークに講師登録、その後日本語レッスンを立ち上げるというやり方もあります。
値段や体験レッスンの有無は自由に決められます。
オンライン教室を始めるならチェックしておくべきサイトですね。
ただ、外国人の生徒数はそんなに多くないみたいで、日本語を教えるとなると生徒の確保がかなり厳しいです。
しかしカフェトークにはクーポンを発行したりコラムを書けたりする機能がついています。
いろんな方法で地道にアピールしていきましょう。
superprof.no
“superprof“は日本ではあまり有名ではないかもしれません。
国によってサイトのURLが変わっていて、例えば、日本版ならsuperprof.jpといったURLになっています。
私はノルウェーに住む予定なのでノルウェー版のこちらのサイトを利用しています。
日本語を勉強したい人は日本だけでなく世界中にいるので、各国のsuperprofのサイトに登録してみるのもいいでしょう。
直接教えるのとオンラインで教えるのと選べるので、対面でのレッスンをしてみたい方にもおすすめ。
しかしこちらも初回トライアルはタダ働きです・・・。
他の国バージョンはわかりませんが、私の感触だと(ノルウェー版の場合)生徒からの問い合わせがほぼゼロでした。
というのもsuperprofは、講師側が課金をすることで生徒側に表示されやすくなったり、他人からの推薦状があることで生徒に目立ったりするシステムなのです。
初めからsuperprofに期待していなかった私は課金もせず推薦状も書いてもらわず放置。
その結果、サイト登録から実際にレッスンを行えた生徒数は2人でした。(問い合わせは5件ほど)
このサイトはノルウェーに戻った際に課金して利用していこうかと考えています。
直接レッスンを受けたいといった方もいましたし、日本人が少ない地域で使うのはいいアイデアだと思います。
italki
最後に、1番有名であろうitalkiについてご紹介します。
こちらのサイトも、語学勉強をしている方なら知ってる人も多いはずです。
オンライン日本語教師を勧めている他のブログでも、italkiの名前は必ず見ますよね。
しかしこのサイト、現在は日本語教師を募集していないのです・・
コロナ禍が始まる以前は募集中もあったみたいですが、今は完全にclosedとされています。
私は一回openになっている時に応募しましたが、落ちてしまいました;
italkiはトライアルレッスンをタダ働きというわけではなく、サイト自体の人気も高いので、ぶっちゃけオンライン語学教師として抑えておきたいサイトではあります。
しかし講師の募集がされていない以上、登録したくてもできないのが現実・・・
奇跡的に募集が再開されていないか、随時チェックしていく必要があります。
プロフィールの書き方
オンラインで働くには、まず生徒を確保しなければなりません。
そのためにも、魅力的なプロフィールを作ることはすごく大切です。
・自分はどういった人物か
・日本語を教えるにあたってどんな情熱があるのか
・レッスンで1番大切にしていること
は必ずプロフィール文に盛り込みましょう。
その上で、
・生徒さんにはどういったレッスンを提供できるのか
・教材は使うのか、だとしたらどんな教材か
・自分のレッスンを受けるとどのようなことが伸びるのか
など、生徒に与えられるメリットを書くとより効果的です。
私の場合は、本業で音楽をしていることを書いていました。
すると「音楽しているなら耳がいいはず!」と
日本語の発音に悩んでいる生徒さんからの問い合わせが結構来ました。笑
それを機に、プロフィールに「発音の矯正は得意です」と書くように。
自分が得意なことと日本語を教えることを組み合わせられますね
自分が今ハマっていることや得意なことも書いておくと、興味を持ってくれる生徒さんが現れますよ◎
日本語教師になるのに必要なもの
無資格といっても、お金をいただいて日本語を教えるので、完全無知なまま教えるわけにもいきません。
日本語のネイティブスピーカーとはいえ、例えば文法を論理的に解説するのはかなり難しいです。
私はこちらの本で一通り勉強しました。
文法から他国の日本語教育事情までかなり詳しく網羅されています。
日本語教育能力検定試験を受ける人ならマストな一冊です。
私も、実際に日本語を教えるようになってからも知識の覚え直しや確認でよく活用しています。
試験を受ける予定がない人も、より良いレッスンを行えるようにぜひ持っておきましょう。
あとは、生徒さんからの希望で教科書を使う場合があるかもしれません。
例えば、
この辺りの本が有名です。
全部いきなり買うと出費が大変ですが、生徒によって使う本は違います。
どれか一種類だけでも持っておくと、教科書を使ったレッスンができるというアピールになりますね◎
生徒さんがどのようなことを教科書で学んでいるかもわかるので、持っておいてもいいでしょう。
ちなみに、生徒さんが教科書を持っていないからといって自分のコピー(PDF)を渡してレッスンをするのは著作権上禁止されています。
教科書を使ってレッスンを行う場合は、必ずお互いに1冊ずつ持っている状態にしておきましょう。
生徒の集め方
カフェトークのように『クーポン機能』や『コラム機能』があると、やり方次第で生徒の目にとまることはできますね。
またはsuperprofのように、お金を出して検索結果に目立つ!というやり方もあります。(課金しなければならないのが微妙なところですが・・)
私が実際にやってすぐ効果が出たのは、『レッスン代を下げる』です。
Preplyを始めたすぐのころ、1時間10ドルで設定していました。
しかしあまり問い合わせがなかったので、思い切って8ドルに。
そこから、立て続けにレッスンを受けてくれる人が増えました。
しかしここで注意点。
現在の日本語レッスン全体の平均レッスン料はかなり低いです。
これも、日本語教師が飽和していて価格競争になっているからなのです。
最初は研修のつもりで私のように8ドルにしてもいいかもしれません。
しかし、慣れてきたらレッスン料は必ずあげましょう。
Preplyを始め、多くのレッスンウェブサイトは手数料を高く取る傾向があります。
日本語レッスンの市場価値を高めるためにも、レッスン料は低すぎない程度に設定してください。
ただでさえ初回はタダ働きなんです。
レッスン後はレビューを書いてもらい、他の生徒へのアピールになる材料を蓄えておきましょう。
あくまでもレッスン料が低いのは生徒を集めたい最初の1,2ヶ月だけにしておいて、
そのあとはゆっくり値段を上げていきましょう。
レビュー+経験で、あなたのレッスンは価値があるものとなっています。
思い立ったが吉日!いますぐ日本語教師になれる
日本語教師を本格的に始めて1ヶ月目の収入を紹介しました。
無資格・未経験でも日本語教師として稼ぐことは可能です。
「約一万円なんて少なすぎる!」と思われるかもしれません。
しかしオンライン日本語教師はPC一台で世界中どこにいても仕事です。
憧れのノマドワークを始めたい方は、トライしてみる価値が十分にあるお仕事なのです。
日本語の知識をさらっと勉強したあとは、値段を低めに設定して生徒を獲得。
そして経験を積んでいくのみ。
2ヶ月ほど経ったら、レッスン料を上げていく。
これで、日本語教師デビューへの道は想像できるはずです。
日本語教師になろうと思えば今からでもなれます。
まずはサイトを登録するところから始めてみてください。