【2024年最新】ノルウェーの大学は無料じゃない!留学はどうする?

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残念なことに、ノルウェーの大学の学費は無償ではなくなりました

他の北欧国が有料化を進める中、ずっと学費無料を貫いていたノルウェー。

しかし2023年秋から、ついに留学生を対象として学費が有料化されました。

ブラウン

ノルウェー留学を検討していた方にはショックなニュースです。




この記事では、

ノルウェーの大学学費の無料が終了した理由
有料化になった今どんな人にノルウェー留学がおすすめなのか
学費無料で留学したい人への解決策

をご紹介いたします。



ノルウェーへの留学を検討している方に参考にしてください。

目次

ノルウェーの大学の学費無料は終了

2023年秋に入学する人から、ノルウェーの全大学の学費は有料化されました。



しかし、EU(欧州連合)、EEA(欧州経済地域)に加盟している国々とスイスからの生徒は、引き続きノルウェーでの大学費は無料です。

もちろん日本はEU/EEAの加盟国ではないので、日本国籍で留学する場合は学費を支払わなければならなくなりました。

なぜ無料じゃなくなった?

ノルウェーの大学の学費が無料になった主な理由は、

意欲の高い生徒だけを集めるため

です。(参照:ICEF MONITOR


ノルウェーは北欧の中でもつい最近まで学費無償を貫いてきた国でした。



他の北欧国であるスウェーデンは2012年から、フィンランドでは2016年から正式に有料になっています。


その中でも学費無料を維持してきたこともあり、留学生を多く抱えていたノルウェー。





しかしこの度有料化を導入することによって、「学費を払ってでもノルウェーで勉強したい」といった熱い想いがある生徒だけを集めることにしたようです。




さらに今回の有料化に伴い、ノルウェーでの住居問題も解決できます。


本当にノルウェーで学習したい留学生へのサポートの充実化を図るため、ノルウェーの政府は有料化に踏み切りました。

ノルウェーの大学費はいくらかかる?

有料化された大学の学費は、日本円でだいたい

265万円〜700万円 /1年

とされています。

もちろん大学や学部によって金額は違うので、気になる方はそれぞれの大学へお問い合わせください。



これに合わせてノルウェーは家賃や食費などの生活費が高いことで世界的に知られています。


たしかにこれだと、

何がなんでもノルウェーで勉強したい!

といった想いがある人じゃなければ、ノルウェーへ留学するのはハードルが高いですね・・・

これに当てはまる人はノルウェーへ留学がおすすめ

学費が有料化され、さらに生活費も高いノルウェー。


しかし、ノルウェーだからこそ学べることもたくさんあります。




以下に当てはまる人は、そんなノルウェーへの留学は諦めるべきではないでしょう。




もしノルウェーへ留学を検討している方がいれば、以下の3項目をチェックしてみてください。

将来はノルウェーで仕事をして暮らしたい

将来ノルウェーで仕事をして暮らして行きたいということであれば、ノルウェーの大学で学位を取っておくのはかなり有力的です。

仕事によってはノルウェーでの学士号または修士号を求められる場合があるので、将来的にノルウェーで仕事をしたい方はノルウェーでの学位取得を目指しましょう。


ノルウェーの物価は高いですが、その分お給料も高いですし、15:00や16:00に仕事が終わることがほとんどです。



ゆとりのある生活を目指すのなら、ノルウェーがオススメ


そのためにノルウェーで学位を取るのも一つの手段です。


もちろん、日本へ帰国した場合でも「ノルウェーの大学を卒業した」ことは大きなアピールになるはずです。

「ノルウェーで仕事したいけど、いつかは日本へ帰ってくるかもしれない」

そんな思いがある人もノルウェーで勉強するのはオススメです。

自然・文化がとにかく好き

ノルウェーでは自然が常にそばにあります。

都会で暮らすことよりも、自然に囲まれた環境で過ごしたいなら、ノルウェーへの留学も視野に入れましょう。




また、ノルウェーは日本人と少し似た国民性を持っています。
詳しくはこちらでご紹介しています。



北欧で伸び伸びと、自然や文化に触れながら過ごしたい人にもノルウェー留学はオススメ。



また芸術・文学も充実しているので、ノルウェーならではの学びも期待できます。

憧れの学者・教授のもとで学びたい

国の環境や文化によって大学を決めるのもいいですが、もし憧れの学者や教授がノルウェーに住んでいるのなら、そこへ実際に留学しない手はないでしょう。


私はオランダで音楽留学をしましたが、やはり学びたい演奏者が教えている音楽院へ行くことに決めました。




結果、憧れの先生のもとで毎日学ぶことができたので、いい決断方法だったと思っています。



自分の好きな人のもとで勉強するためなら、高い学費と生活費を払うのはむしろ筋が通っていますよね。

エドヴァルド・ムンク(画家)
ヴィルヘルム・フリマン・コレン・ビヤークネス(気象学者・海洋学者)

など、歴史に名を残すような偉人たちもノルウェー出身です。





自分の学びたい分野と学びたい人や場所を繋げて考えて、ノルウェーへ留学するかどうかを考慮しましょう。

どうしても無料で留学したい人は

「学費が無料」というのはかなり魅力的ですよね。

どうしても学費無料の大学へ留学したいといった方におすすめのアイデアをご紹介します。

交換留学をする

すでに日本の大学や、他のEU/EEAの大学に在学中の方は”交換留学プログラム”に参加するのもいいアイデアです。


期間は数ヶ月〜1年と、正規留学より短いところが多いですが、ノルウェーで学生生活を送ることはできます。




現地の人と知り合うことも可能なので、

将来的にノルウェーに住みたいと考えている方にはいいきっかけになるでしょう。




交換留学生はノルウェーでは学費は払わなくてもいいので、自分の通っている大学にそのようなプログラムがないか探してみてください。

他の国を検討する

もし学費が無料の大学へ留学を希望するなら、ノルウェーではなく他の国も検討してみましょう。

例えば、

ドイツ
アイスランド

はほとんどの大学が無料です。(アイスランドは別途登録料を払わなければなりません)



留学で一番大事なのは「留学先で何をしたいか」です。




予算としたいことをしっかりと考えながら、留学先を決定しましょう。


留学エージェント”夢カナ留学”なら学費無料の大学について相談も可能です。
カウンセリングで疑問に思っていること・不安なことを相談するだけでも、留学の実現に一歩近づけます。

キャリアにつながる留学・ワーホリプランを格安でプランニング|夢カナ留学

まとめ

以上、ノルウェーの大学が無料では無くなったことについてご紹介しました。

ノルウェーの留学に長い間憧れを持っていた方にとっては(私を含め)本当に残念なお知らせでしたね。


しかしノルウェーは素敵な国です。

そんなノルウェーへの留学の夢をまだなだ捨てきれないという方はぜひ参考にして、素晴らしい留学ライフの手がかりにしてください。


「ノルウェーに住みたいけど、留学費を払う余裕はない」といった方はワーキングホリデーも検討してみましょう!


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この記事を書いた人

オランダに4年間留学し、現在はノルウェーに滞在中。創造性を重んじています。ノルウェー語の学習に情熱を注ぎながらブログを運営中。このブログではノルウェーのこと、国際恋愛、勉強に役立つツール、モチベーションを高めるためのマインドセットについて発信しています。
noteには日常を書き殴っています。
https://note.com/shizuka_norway

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