私は4年ほど前に日本語講師としてオンラインに登録しましたが生徒が集まらず、やめてしまった経験があります。
しかしもう一度始めてみることに。
今回は工夫した点がいくつかあり、おかげさまで生徒さんも増えました。
この記事では、一度オンライン日本語教師を挫折した私が再開した後どのように生徒集めを成功させたかについて書いています。
実際、日本語教師を始めたての方に本記事をおすすめしてみたところ、早速効果があったようです。(ありがとうございます!
はじめまして。アドバイスありがとうございます。そちらの記事を参考に値下げをしてみたところ、一人トライアルレッスンを予約してくれました!とても助かりました。ありがとうございました🥰
— mikoto (@_looking_zzz) February 10, 2024
・オンラインで日本語教師をしてみたいけど、その前に挫折経験者の経験を知りたい
・生徒が集まらなくてまさに今挫折しそうになっている・・
といった方は参考になるかと思います。
ぜひ最後までご覧ください!
挫折した理由は生徒が集まらなかったから
オンライン日本語教師は、カフェトークとPreplyで始めました。
しかし、生徒数は1ヶ月目で1人・・・。
それでぐんぐん増えていくのかと思いきや、全く増えることはありませんでした。
記念すべき1人目もリピートしてくれることはなく、当時学生だった私はしっかりと時給性のお仕事をしたほうが早いと思い、挫折したのでした。
オンライン日本語教師の生徒の集め方【効果のあったやり方】
4つのポイントをやってみただけで、生徒数はかなり増えました。
・プロフィールを作り込む
・紹介ビデオをアレンジする
・レビューを書いてもらう
・レッスン料金を低くする
日本語教師を2023年12月に再開させましたが、上記4点を気をつけた後開始後どんどん生徒さんは増え続けました。
今は他の仕事とのバランスを図るために新規生徒を受け付けないようにまでなっています。
それでは、具体的なやり方4つをご紹介していきます。
①プロフィールを作り込む
プロフィールは、できるだけ丁寧に作りましょう。
自分のことよりも、
・レッスンではどんなことをするのか
・レッスンを受けるとどんなことができるようになるのか
を記載すると、生徒さんにベネフィットが伝わり、「この人のレッスンを受けてみよう!」と思ってもらえることが増えます。
また、日本語教育に直接関係なくても、
これまで自分はどんなことを勉強したり仕事をしてきたか
も記載しておくといいです。
私の場合、音楽院を卒業し、現在も音楽を本業としているのでその旨を書いたところ、
「音楽をしているそうなので耳がいいと思い、発音のレッスンをお願いしにきました!」
と言ってくれる生徒さんがレッスンを予約してくれました。
自分の特技や専門分野は意外と生徒さんを増やすのにも役立ちます。
ぜひプロフィールに入れておきましょう!
②紹介ビデオをアレンジする
各プラットフォームには、講師としての紹介ビデオを記載しなければなりません。
というのも、やはりビデオがあったほうが生徒さんにも先生がどういう雰囲気の人なのかが伝わりやすく、選びやすいからです。
私の生徒さんでも、「先生のビデオ見ました!」と言ってくれる方が結構います。
・どんなレッスンをするのか
・自分はどういった人なのか
といった内容を話しておくと、生徒さんにもよく伝わります。
そして、もしできればビデオは編集しましょう。
例えば、
・軽くオープニングをつける(画像を載せる)
・字幕を載せる
をつけることによってプロフェッショナル感を出すことができます。
ビデオの中では、笑顔を見せたりフレンドリーな雰囲気を出すとかなり効果的です。
もし英語が話せる人は、日本語で話した同じことを英語でも話してみましょう。
いくらレッスン内容が良くても、雰囲気がマッチしなければ生徒さんは予約してくれない可能性が高いです。
ビデオは、Appleのパソコンを使ってる方ならこちらのソフトで無料で編集できます。
iMovie
Apple無料posted withアプリーチ
ぜひトライしてみてください。
③レビューを書いてもらう
こちらも、生徒さんを集めるにはかなり有効な手段です。
Amazonで商品を買うときに、同じ商品でもレビューがあるのとないのとでは信頼性も違いますよね。
私なら断然、レビュー有りの商品に注目します。
さらに、そのレビューが高評価が高ければ、購入しますよね。
いくら値段が安くても、果たしてその先生はしっかりレッスンしてくれるのかは生徒としては不安です。
そこで他の生徒さんが書いてくれたレビューがあると、信頼も獲得できて予約につながります。
さらに最近、日本語教師の数はすごく増えていってます。
その中で生徒さんの予約を獲得するには、信頼を得るのが一番。
信頼を得るには、レビューは大きなカギとなるのです。
待っていてもレビューを書いてくれる人とそうでない人がいます。
初回のレッスン終わりに「よかったらレビューを書いてくれると嬉しいです。」と一言お願いしましょう。
大丈夫、誰も厚かましいなんて思いません。
大抵の人は快くOKしてくれます。
④レッスン料金を低くする
レッスン料金を低くするのも一つの手ですが、こちらはやり過ぎに注意です。
他の講師に迷惑がかかりますし、ぶっちゃけ生徒の質も低くなりがちです。
自分の講師としての実力や経験を考慮しながら、慎重に値段を変更することがポイントになるでしょう。
Preplyの場合
最初にサイトに登録した頃は、Preplyの場合1時間10ドルでレッスンを始めました。
問い合わせはあったものの、完全に挫折するまでの3ヶ月間でおよそ3件しかメールは来ず。
その後再開した後は、かなり低い額ですが1時間8ドルに設定しました。
すると最初の1週間は静かでしたが、2週目からどんどんお問い合わせが来るように。
初めて日本語教師を始めたから8ドルに設定しておけば良かったと後悔しています。
ただし、Preplyの場合一度料金を設定すると
次に値段を変更するときにややこしい作業が発生するのでご注意です。
カフェトークの場合
カフェトークも値段は低く、1時間800円ほどに設定。
さらにクーポンもつけて、1時間実働300円で行いました。
しかしカフェトークの場合、他の講師の日本語レッスン代が低いため、
迂闊に値上がりすると途端に生徒さんが来なくなります。
料金を低くし過ぎると自分はしんどいし、高過ぎると生徒さんは来ない。
さらに、一度設定した料金もなかなか変更しにくいので、自分の納得のいく料金を慎重に決めて設定しましょう。
なぜそれで克服できたのか?
思えば、私が初期に生徒さんを獲得できなかったのは
・料金設定
・ビデオ
・プロフィール
がしっかりできていなかったことが原因でした。
あまり時間をかけずに設定していたので、かなり雑だったんだと思います。
最初は作り込むのが面倒かもしれません。
しかし準備にしっかり時間をかけた分、後で生徒さんの数となって返ってきます。
私のように時間をケチって適当にプロフィールを完成させると、あとで余計に時間を無駄にすることになります。
そうならないように、サイトに登録したその時から時間をかけてしっかりプロフィールを作成しましょう。
値段は上げる前提で(最初は研修のつもりで)
料金を低く設定することが生徒集めのポイントだとお伝えしました。
しかし、料金を低くすることで日本語教師業界の給料を下げてしまうことは頭に入れておきましょう。
さらに低給料で働くと自分自身もしんどくなっちゃいます。
授業の準備時間はもちろんお金は発生しないので、モチベーションもなくなってきますね。
オンライン教師を始めたての2ヶ月間は低給料(preplyなら8ドル程度)にしておいて、研修期間と割り切った方がいいでしょう。
慣れてきた頃から徐々に料金を上げていくことをオススメします。
「自分は給料安くてもいい!教えることが楽しいからお金は気にしない!」
といったマインドは自分にも周りにも悪影響なのでやめておきましょう。
まとめ:時間をかけて魅力的なプロフィールを作ることがカギ
オンライン日本語教師としての生徒の増やし方をご紹介しました。
最初にしっかりと時間をかけてプロフィール文や動画を作ることがポイントです。
さらにレッスン料金を低くしてレビューを獲得。
後にレッスン料金は上げていくと、
”経験もある値段に見合った質のいいレッスンを提供できる先生”
になることができて、生徒さんももっともっと増えていきます。
自分も相手も、気持ちよくなれるような日本語教師を目指してください。